Pingについての基本事項

CCNPの受験のためにPingについて調べたことをまとめたいと思います。 Pingはトラブルシュートでよく使うツールですのでしっかりと覚えたほうがいいでしょうね。

Pingとは

Ping(Packet InterNet Groper(Grouper)はネットワークの宛先に到達できるかどうかをテストする際に使用します。動作の仕組みとしては非常に単純で以下のように動作します。 1.ICMP(Internet Control Message Protocol)のエコー要求メッセージを宛先アドレスに送信し、応答を待ちます。 2.宛先が予め決められた時間内(デフォルトで2秒)にエコー応答を返信できた場合に到達可能とみなします。

ICMPのタイプ

少し脱線しますが、ICMPのタイプは以下になります。
タイプ 内容
0 エコー応答
3 宛先到達不能コード
4 始点抑制要求(Source Quench)
5 リダイレクトコード
6 代替アドレス
8 エコー要求
9 ルータアドバタイズメント
10 ルータ要求
11 時間超過コード
12 パラメータ不正
13 タイムスタンプ要求
14 タイムスタンプ応答
15 情報要求
16 情報応答
17 マスク要求
18 マスク応答
ICMPタイプは多く定義されていますが、エコー要求としてtype8が使われエコー応答としてtype0が使用されます。また到達不能コードとしてはtype3が使用されています。とりあえずこれら3つのタイプを覚えておきましょう。

pingの出力結果

pingの出力結果として表示されるマークとその内容は以下の表になります。 この中でよく見るのはやはり!と.とUでしょうか。
マーク 内容
! 応答を受信
. タイムアウト
U 到達不能
Q 始点抑制要求
M フラグメント負荷
? パケットタイプが不明
& パケットの存続時間超過

Pingが失敗する原因

Pingが失敗するということはレイヤー3以下、つまりネットワーク層・データリンク層・物理層のいずれかに原因があります。 1.ルーティングに問題がある 2.インターフェースがダウン 3.ACLが適用されている 4.ARP(Address Resolution Protocol)が解決できない 5.タイムアウトまでのデフォルト時間(2秒)以内に返信できないほど遅いネットワーク環境 6.送信元アドレスが正しくない 7.宛先の受信バッファに空きがないか処理がおいついていない